NHKドラマ【アイドル】の主人公が憧れていた先輩スター役の美女はだれ?
この記事は、そんな疑問におこたえします
8月12日にNHK総合で放映されたドラマ『アイドル(あいどる)』
戦前に実在した新宿の劇場「ムーランルージュ」を舞台に繰り広げられる、元祖アイドル明日待子の成長物語です。
華やかなステージとはうらはらに、戦時下という特殊な時代にアイドルとしての在り方に葛藤する待子。
主人公の古川琴音さんの演技やダンス、圧巻でしたよね。
特集 #ドラマアイドル いよいよです!
— NHKドラマ (@nhk_dramas) August 11, 2022
こんや7時30分から総合テレビ。
元祖アイドル #明日待子 役は #古川琴音 さん。
歌とダンスと憧れと友情と恋そして戦争。#正門良規 #山崎育三郎 #愛希れいか #田村芽実 #椎名桔平
今、見てほしいあのころのエンタメ。
またもチラ見せしとく #内田P
今夜見てね。 pic.twitter.com/qqn3eMi88u
ところで、冒頭に登場する美人スターの迫力あるダンスに度肝を抜かれた方も多いのでは?
圧倒的なパフォーマンスを披露しているスタイル抜群の美女は、主人公待子が憧れるムーランルージュの看板スター「高輪芳子」。
そして「高輪芳子」役を演じた女優こそ、元宝塚歌劇団のレジェンドトップ娘役 愛希れいかさんなのです。
愛希さんは、2018年に宝塚退団後もステージ中心に大活躍されているミュージカルスターです。
帝劇のミュージカル「エリザベート」でタイトルロールを演じています
宝塚ファンで知らない人はいない、元月組トップ娘役の愛希(まなき)れいかさん。
でも宝塚ファンでない人は、愛希れいかさんの名前を聞くのが初めてかも。
実は愛希れいかさん、宝塚歌劇団在団中の経歴がありえないほどスゴイ人なのです。
この記事では、そんな愛希さんの輝かしい舞台歴や魅力を紹介します。
ドラマ【アイドル】をきっかけに愛希れいかさんに興味を持った方は、どうぞ最後までお読みくださいね。
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【宝塚歌劇団時代】愛希れいかさんのすごすぎる経歴とは?
- 2009年4 月 初舞台
- 2009年10月 月組に男役として配属
- 2011年7 月 娘役に転向、新人公演初ヒロイン
- 2012年6 月 月組娘役トップに就任
- 2018年7月 『愛聖女』ジャンヌダルク役でバウホール(宝塚常設小劇場)主演
- 2018年11月 『エリザベート』タイトルロール役で退団
出演作品が多すぎるので、Wikipediaを参照ください
男役から転向後、月組のトップ娘役にスピード出世
愛希れいかさんは、2009年4 月に男役として初舞台を踏みました。
若手男役スターとして頭角を現していました。
身長は167 cmで男役としては小柄で、線も弱かった印象です。
入団3年目に娘役に転向(最初の相手役である龍真咲さんに勧められたそうです)
転向してすぐに、新人公演『アルジェの男』でヒロインの フランソワーズに抜擢。
それから1年もしない間に、わずか入団4年目で月組トップ娘役に上り詰めます。
(トップ娘役とは、常に主演男役スター(トップスター)の相手役を務める憧れのポジションです)
「ロミオとジュリエット」が、愛希さんがトップ娘役としてのお披露目公演となりました。
すっかり美しいレディーに変身してますね
タイトルロール6回!娘役として異例の座長公演もつとめる
約6年間もトップを務めたスーパー娘役の愛希さん。
愛希さんの超人的なすごさは、タイトルロール役の多さです。
何と6公演もタイトルロールを務めています。
- ロミオとジュリエット(本公演)
- 舞音-MANON(本公演)
- 激情 -ホセとカルメン(全国ツアー)
- 鳳凰伝 -カラフとトゥーランドット-(全国ツアー)
- 愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-(バウホール)
- エリザベート(本公演)
*太字はメインタイトルがタイトルロールの作品
宝塚は、基本的に男役が主役の劇団です。
トップ娘役といえども、あくまでトップ男役スターの相手役(ヒロイン)なのです。
そんな宝塚で、タイトルロールを6回演じるというのは異例のこと。
(もうひとり12年間トップ娘役をつとめた花總まりさんという別格的存在がいましたが・・・)
しかも、単独タイトルロールが3作品(舞音-MANON、愛聖女、エリザベート)となると、尋常な扱いではありません。
ただし宝塚では、娘役がタイトルロールを演じていても主役はあくまで男役のトップスターです。
宝塚と東宝で上演されている人気ミュージカル「エリザベート」の例で説明すると・・・
- <宝塚版>エリザベート →主役は男役トップスターが演じるトート(死神)
- <東宝版>エリザベート →主役はエリザベート
このような特殊な男役中心の宝塚歌劇団ですが・・・
何と愛希さんは『愛聖女(サントダムール)』という作品で主役をつとめました
(相手役ではありません)
『愛聖女(サントダムール)』はバウホールという宝塚歌劇の常設小劇場で上演されました。
大劇場公演ではないとはいえ、娘役が一つの公演で座長をつとめるということは、男役中心の宝塚では異例中の異例です。
2001年に月影ひとみさん(元星組・雪組トップ娘役)が『Over The Moon-月影瞳 クロニクル-』で主役をつとめてから17年ぶりの快挙でした。
しかも『愛聖女(サントダムール)』の千秋楽公演が、劇場でライブビューイング上演までされています。
娘役主演作品のライブビューイングなんて前代未聞!当時たいへん驚いたのを覚えています。
愛希さんの人気がすごさがわかるエピソードです
スケールの大きなダンスと抜群のビジュアルで主役級の活躍
愛希れいかさんの売りは、何といっても圧倒的なダンス。
元男役だけあって、ダンスにスケース感と切れがあります。
愛希さんがステージのセンターでパワフル踊っているときが、いちばん輝くときです。
存在感のある愛希さんは、男役を立てながらも単独でも輝けるショースターでした。
ドラマ【アイドル】でも、宝塚でつちかったダンス力とオーラがいかんなく発揮されていたと思います。
ダンスだけでない!歌唱力もお芝居もできるマルチ娘役トップスター
愛希さんの魅力はダンスだけではありません。
ダンスが抜きんでてはいましたが、歌唱力もお芝居もトップ娘役としてじゅうぶんすぎるスキルを備えていました。
特に歌唱力は、本人の努力により年々進歩をとげています。
退団公演のミュージカル公演『エリザベート』は、そんな愛希さんの集大成といえる作品です。
圧倒的な歌唱力で存在感ばつぐんのエリザベートでした。
ちなみに、退団後1作目も東宝ミュージカルでエリザベートを演じています。
ドラマ【アイドル】では、宝塚時代とは違った地声で迫力ある歌唱を披露されていました。
退団後の舞台を経てさらに歌唱力に磨きかかっていて、とても感動しました
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【宝塚退団後】ミュージカルの話題作で大活躍
愛希さんの快進撃は、退団も続いています。
退団後の舞台で、私がとくに愛希さんにピッタリの役だと感じたのは『フラッシュダンス』のアレックス・オーウェンズ役。
愛希さんのダンスが存分に活かされた役でした。
こちらは『フラッシュダンス』の舞台写真。美しいシルエットに見とれてしまいます。
ミュージカルスターの愛希さんですが、ストレートプレイ『泥人魚』にも挑戦し演技の幅をひろげています。
2022年10月からは大ヒットミュージカル「エリザベート」に再出演予定。
これからの愛希さんにも、ますます目が離せません!
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まとめ ~アイドルはステージシーンだけでも見ごたえあり~
今回は、NHKドラマ【アイドル】の主人公『明日待子』が憧れる先輩スター『高輪芳子』を演じた愛希れいかさんの輝かしい経歴や魅力を紹介しました。
【アイドル】にはミュージカルスター山崎育三郎さんも、ムーランルージュのスタ―役として出演しています。
#ドラマアイドル #昭和風ブロマイド#歴史探偵 でも取り上げられ
— NHKドラマ (@nhk_dramas) August 10, 2022
昭和初期の時代にも存在していたブロマイド写真。
特集ドラマ【#アイドル】でも
昭和風にブロマイド写真を撮ってみました。
いよいよ明日、8/11(木・祝)夜7:30放送です。お見逃しなく!#古川琴音 #山崎育三郎https://t.co/JUEGSVBWuX pic.twitter.com/K8X1CftGrk
育三郎さんは、帝劇ミュージカル「モーツァルト」で主役をするほどの大物スターです。
愛希さんと育三郎さんのステージシーンだけでも、有料級の価値があります。
もちろん、主人公明日待子の波乱万丈のストーリーあってこそのステージシーンです。
- もう一度【アイドル】を見たい!
- 愛希れいかさんのステージシーンもじっくり見たい!
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