亡くなった親の写真やアルバムの整理に困っているの
置いておく場所もないけど、捨ててしまったら二度と戻ってこないと思うと処分できないわ
この記事は、そんなあなたのお悩みにお答えします
リタイアかわうそです。ご訪問ありがとうございます。
私ごとですが、先日90代の父親を見送りました(母は数年前に亡くなっています)
ようやく実家の片づけが一段落しました。
でも、いちばん悩ましかったのが両親が残した写真。
両親が写っている写真を眺めていると、つい片づけの手が止まることが何度もありました。
だから、思い出がたくさんつまった写真を捨てることができないお悩みさんの気持ちがよくわかります。
だだし私の自宅は限られたスペースしかありません。
親の写真を全て持ち帰り保管しておくことはできません。
そこで私が行った遺品写真の整理方法は、写真を取捨選択してデーター化することでした。
この整理方法で、実際の写真が残らなくてもたいせつな思い出を残すことができたのです
この記事では、親が残した写真をわたしがどのようにして整理をしたか、自分自身の体験も交えながら紹介します。
親が残した遺品写真を捨てるのがつらい!そんな方はぜひ参考になさってくださいね。
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【体験談】親が残した遺品写真を断捨離するときの心の準備
セレクトする写真の基準を決めておく
まず、実家に残された数多くの写真の中から手元に残しておきたいものを取捨選択するところから始めました。
ただ、遺品の写真が膨大の数だったため、手元に残す写真を選ぶのが容易ではありませんでした。
私の両親は旅行が大好きだったので、旅先で撮影した楽しそうな写真がたくさんあります。
両親が若かった頃の写真も数多くありました。
ついつい写真に見入ってしまい、作業が思うようにすすみません。
しかし実家の明け渡しには期限がありました。
写真選びに使える時間は時間は限られています。
そこで、私は心を鬼にして写真を選ぶ基準を決めました。
- 両親が2人で写っている写真
- 1人写りの写真は親が楽しそうにしている写真
- 両親らしい表情をしている写真
- 両親との思い出がある写真
- 両親が若かった頃を思い出すことができる写真
- 両親と祖父母が写っている写真
基準を決めたことで心の準備をすることができ、写真選びが精神的にもかなり楽になりました。
ただし・・・
基準を決めてもけっこうな枚数になってしまいました
アルバムは親のものと割り切って残さない
デジカメが一般化する前は、プリントした写真をアルバムで整理するのがあたりまえでした。
実家の本棚にも、重くてずっしりしたアルバムが何冊も並べてありました。
両親が大切にしていたアルバムを処分するのは胸が張りさける思いです。
ただ我が家には、アルバムを保管しておく場所がありません。
あったとしても、おそらく押し入れの奥にしまい込んでしまったでしょう。
わたしは、このように考え心の準備をしました。
アルバムの中の思い出は、父と母がふたりだけで大切にしていたものだ。私のものではないんだ。
心の準備ができた私は、手元に残したい写真だけアルバムから大事にはがして自宅に持ち帰りました。
アルバムからはがした写真の中には、父と母の結婚式の写真もありましたよ。
実際の写真は、二人共もっと笑顔で写っています
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【体験談】親の遺品写真はすべてデーター化して思い出に
実家から持ち帰った両親の写真は、全てデーター化して整理しました。
私が実際に行った写真をデーター化する方法を紹介します。
わたしは「スキャナー専用機」を使いました
私は、親が残した写真のほとんどをスキャナー専用機【スキャンスナップ】で取り込みました。
大量の写真を短時間でデーター化したい!という方には「スキャナー専用機」がおすすめです。
「スキャン専用機」を使うとあっという間に写真をデーター化することができるのです。
こちらは私が実際に写真をスキャンしている様子です。
【スキャンスナップ】の欠点は、A4サイズ以上の写真やノリが残っている写真は取り込めないこと。
その場合は、デジカメ撮影やプリンターのスキャナーを併用しました。
【スキャンスナップ】を使ったおかげで、大切な写真を時間をかけずにデジタル化することができました
プリンターのスキャナー機能を使う
専用のスキャナーがなくても、プリンターのスキャナーを使うとキレイに取り込むことができます。
機種によっては小さい写真を並べてスキャンすると、一枚ずつ分割してスキャンしてくれる機能もあります。
ただし写真スキャンするのに、けっこう時間がかかります。
大量の写真をスキャンする場合は、時間と根気が必要です。
写真をスマホのデジカメで撮影する
写真をスマホのデジカメで撮影する方法は、最も手軽で簡単です。
そのまま撮影してもいいのですが、写真をデーター化するためのアプリを使うとキレイに保存することができます。
「フォトスキャン」というアプリを使うと、光の反射も自動で除去してくれます。
▼アンドロイド用はこちら
▼iPhone用はこちら
Adobe Scanは、アルバムの表紙やページをスキャンしたいときに使いました。
▼アンドロイド用はこちら
▼iPhone用はこちら
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スキャナーで取り込んだ写真をフォトブックにして思い出を残そう
スキャナーで取り込んだ写真はフォトブックにして手元に残すのもおススメです。
いつでも元気なころの親に会うことができます。
フォトブックサービスを利用すると本格的でおしゃれなアルバムをつくることができます。
フォトレボ は、パソコンから直接フォトブックを注文できるフォトブックサービスです。
フォトブック作成専用の高機能無料編集ソフトを 使用して、自宅から編集〜注文することができます。
暗さが気になる写真を自動補正でしてくれるので、画像編集ソフトもいりません。
古い写真も簡単に補正できて思い出も鮮やかによみがえります
フレーム、背景デザインなど無料素材も豊富にそろっています。
平均注文単価 は一冊あたり約2500円です。
\ パソコンから注文できる /
スキャナーで取り込んだ後の写真はどうする?
私は、スキャナーで取り込んだ写真を最終的にひとまとめにして他の遺品といっしょに整理しました。
以前自分の写真を整理したときはシュレッダーを使って処分ししましたが、さすがに親の写真をシュレッダーにかけることはできませんでした。
親が残した遺品はかなりの量でしたので、最終的な処分は業者に依頼しました。
写真を含め遺品の処分はとてもつらいものですが、業者にお願いすることで精神的な負担はかなり軽減できたと思います。
まとめ ~親の遺品写真を断捨離してみて思うこと~
今回は、親が残した遺品写真をわたしが実際どのような方法で断捨離をしたかを紹介しました。
今わたしの手元には、紙の写真やアルバムはありません。
でも、写真をデーター化することで大切な思い出を残すことができました。
仕事をしていた頃のきりっとした父の表情
今の私よりうんと若い母のかわいい笑顔
そんな両親の写真を眺めていると、わたし自身子供の頃にタイムスリップしたようです。
今回、遺品写真を整理したことで、いつでも両親に会える安心感を得ることができました。
もう少し気持ちが落ち着いたら、電子フォトフレームに入れて両親の写真をゆっくり眺めようと考えています。
親が残した遺品写真を断捨離するのがつらい!
そんな方にこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました
わたしが愛用している断捨離の強い相棒です
こちらの記事では【スキャンスナップ】を活用した断捨離の実際を紹介しています。
亡き父との思い出がつまった私が大切にしている記事です。
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